篆刻には、古来から重んじられる技法(字法・章法・刀法)があります。

■字法

印を製作するにあたって、篆書の正しい字形を選び出すこと。

漢字に関する幅広い知識が必要ですので、複数の辞書できちんと調べることが大切です。

■章法

印面に字入れするときの文字を構成していくこと。

線の太さ・文字の大きさ・バランスなどをいろいろ変えながら形を決めていきます。

■刀法

運刀の技法。

活きた線をいかに刻るかが重要です。